韓国・公取委員長候補、相次ぐ税金滞納で住宅差し押さえも…「公職者としての資質に疑問」指摘
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【08月29日 KOREA WAVE】韓国公正取引委員長候補のチュ・ビョンギ氏が、繰り返し税金を滞納し、所有する住宅が一時差し押さえ処分を受けていたことが明らかになった。
野党「国民の力」のイ・ホンスン議員(国会政務委員会所属)が公正取引委員会や京畿道から提出を受けた資料によると、チュ・ビョンギ氏は2019年以降、毎年のように総合所得税を遅延納付していた。その累計額は1100万ウォン(約117万円)を超える。
具体的には、2018年分の総合所得税188万ウォンを2020年3月に、2019年分258万ウォンを2021年9月に、2020年分210万ウォンを2022年11月にそれぞれ納付。さらに2023年・2024年分についても、本来納付期限を大幅に過ぎ、2025年6月から7月にかけて367万ウォンと164万ウォンを支払った。8月には同じ年度分について追加で納付している。
さらに、チュ・ビョンギ氏は住民税の一種である財産税も滞納し、京畿道義王市にある配偶者との共同所有住宅が、2025年2月25日に市の徴収課から差し押さえ処分を受けた。その後、同年3月12日に全額納付して解除されたが、滞納の事実は消えなかった。義王市は「2024年分財産税1期(7月分)22万6260ウォンと2期(9月分)22万6260ウォンの計約45万ウォンを滞納したため差し押さえた」と説明した。
イ・ホンスン氏は「納税は公職者以前に国民の基本的義務だ。チュ・ビョンギ氏の順法意識と、公正取引委員会を率いる資質に疑問を抱かざるを得ない」と強調した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News