親パレスチナの抗議者がイスラエル・プレミアテックの選手妨害 ブエルタ・ア・エスパーニャ
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【8月28日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャは27日、第5ステージのチームタイムトライアル(フィゲレスからフィゲレス、24.1キロメートル)が行われ、イスラエル・プレミアテックの選手に対する親パレスチナ派の抗議者による妨害騒ぎが発生した。
イスラエル系カナダ人のシルバン・アダムス氏が所有するイスラエル・プレミアテックの選手が走行する中、複数人がパレスチナの旗や横断幕を持って妨害を試みた。
ソーシャルメディア上で拡散された映像には、「中立は共犯。イスラエルをボイコットせよ」とカタルーニャ語で書かれた横断幕を持つ3人が、大会関係者によって排除される様子が映っていた。
一部選手は減速を余儀なくされたが、事故は報告されていない。
イスラエル・プレミアテックは、ツール・ド・フランスの大会期間中にも標的となっていた。
2023年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃では、公式な数字に基づく集計では、民間人を主として1219人が死亡した。
ハマス管理下にあるガザ保健省によると、イスラエルの報復攻撃では、市民を中心として少なくとも6万819人のパレスチナ人が死亡している。(c)AFP