ロシアがウクライナに無人機・ミサイル攻撃 米ロ首脳会談直後 ウクライナ
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【8月16日 AFP】ウクライナは16日、ロシアが夜間に無人機85機と弾道ミサイル1発をウクライナに向けて発射したと発表した。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とドナルド・トランプ米大統領が米アラスカで会談した数時間後のことだ。
期待が寄せられていた会談は、ロシアの3年以上にわたるウクライナ侵攻を停止するための突破口を見出すことなく終了した。
ウクライナ空軍は、ロシアが弾道ミサイル「イスカンデル」と85機の無人機で攻撃し、さらに、4地域の前線エリアも攻撃したと発表した。
空軍の日報によると、攻撃は、首脳会談が行われた15日の夜から16日にかけての夜間に行われた。
ウクライナは、防空システムが61機の無人機を撃墜したと発表した。
■ゼレンスキー氏、18日にトランプ氏と会談へ
米ロ首脳会談は、西側諸国が数か月にわたりロシアに戦闘停止を求めていたにもかかわらず、停戦発表なしに終了した。
ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、エアフォースワン内で記者団に対し、トランプ氏は首脳会談後の帰路の機内で、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と「長時間の電話」をしたと語った。また、NATOの首脳たちとも話をしたという。
ゼレンスキー氏はトランプ氏との電話会談後、18日にワシントンを訪れ、トランプと「殺りくと戦争の終結」について話し合うと発表。トランプ氏から米ロ首脳会談の「主要なポイント」について報告を受けたと話した。(c)AFP
