リバプールがプレミア開幕戦で劇的勝利、故ジョタ選手しのぶ
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【8月16日 AFP】25-26イングランド・プレミアリーグは15日に開幕し、昨季王者リバプールはフェデリコ・キエーザとモハメド・サラーが終盤に立て続けの得点を挙げ、4-2でボーンマスに勝利した。
リバプールがユーゴ・エキティケとコーディ・ガクポのゴールで先行した後、ボーンマスはアントワーヌ・セメンヨが2得点を挙げ、チームに勝ち点1をもたらすかに思われた。
しかし、本拠地アンフィールドでリバプールは、亡くなったジオゴ・ジョタ選手を追悼する中、負傷に苦しんでいたキエーザが88分に勝ち越し点を決めて思わぬヒーローになると、アディショナルタイムにサラーが追加点を奪った。
ジョタ選手は先月、弟のアンドレ・シルバ選手とともに交通事故に遭い死去した。ホームのスタンドには「You'll Never Walk Alone」と記された横断幕が張られた。また、1分間の黙とうがささげられた際にサポーターは、ジョタ選手とシルバ選手のイニシャルと、ポルトガル国旗の中に背番号が描かれた巨大なモザイク画を掲げた。
昨季4試合を残してリーグタイトルを獲得したものの、リバプールは今オフの移籍市場に大金を投じており、新戦力のエキティケやフロリアン・ビルツ、ミロシュ・ケルケズ、ジェレミー・フリンポンが初の公式戦出場を果たした。(c)AFP