【8月5日 AFP】ドラマ「ファウダ -報復の連鎖-」への出演で知られる俳優で歌手のイダン・アメディ氏は4日、イスラエルの著名な芸術家や作家の多くが署名したパレスチナ自治区ガザ地区での停戦を求める嘆願書を激しく批判した。アメディ氏は2024年1月、イスラム組織ハマスとの戦闘に予備役として参加し、重傷を負った。

1000人近くの文化人が署名し、3日に公表された嘆願書には、「イスラエルの文化芸術に携わる男女として、私たちは自らの意志と価値観に反して、ガザ地区での恐ろしい出来事に加担していることを認めざるを得ない」と記されている。

嘆願書は、「この政策の策定と実施に携わるすべての人々に、停戦を呼び掛ける! 違法な命令を出すのも、それに従うのもやめてほしい! 戦争犯罪を犯してはならない! 人間の道徳観とユダヤ教の価値観を放棄してはならない! 戦争をやめ、人質を解放してくほしい」と訴えている。

だが、アメディ氏は嘆願書に反対の声を上げ、作成者らが「フェイクニュース」を流布していると非難した。

アメディはソーシャルメディアに、「少しの間でいいからトンネルに入ってみろ。何万人もの予備役のように、1日でいいから戦ってみろ。それから嘆願書に署名してくれ」と投稿した。

「これほど人口密度の高い地域で活動し、民間人の犠牲者をこれほど少なく抑えている軍隊は世界に他にない。それは証明済みだ。確かめてみろ」と続けた。

イスラエルの俳優、モラン・アティアス氏も嘆願書を批判した。

ミキ・ゾハル文化相は、アメディ氏とアティアス氏の「明晰(めいせき)さと愛国心」を称賛した。(c)AFP