【7月30日 AFP】(更新)気象庁によると、30日午後2時39分、兵庫県丹波市で41.2度を観測し、国内観測史上最高気温を更新した。

これまでの最高気温は埼玉県熊谷市で2018年、静岡県浜松市で2020年に観測された41.1度だった。

京都府福知山市でも40.6度を記録。京都府内で観測史上初の40度超となった。

政府はここ数日、数百の観測地点で気温が35度以上の猛暑日となる中、列島の広い範囲に熱中症警戒アラートを発表していた。

29日には全国914観測地点中322地点で猛暑日となり、比較可能な2020年以降で最多となった。

気象庁によると、岐阜県郡上市で39.8度を記録するなど、38地点で観測史上最高気温を更新した。

欧州連合(EU)の気候監視機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」によると、複数の国で地表温度が40度を超え、スペインとポルトガルでは最高気温46度を記録した。(c)AFP