【7月26日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の選手100人以上とクラブ職員ら数十人が、今年行われた第59回スーパーボウルの割り当て入場券を2次市場で販売したとして、罰金か出場停止処分を受けることが明らかになった。米メディアが25日、報じた。

米スポーツ専門チャンネルESPNによると、割り当てられたチケットを売却した選手は、その入場券の額面価格の1.5倍の罰金を科され、今後2回のスーパーボウルのチケットを受け取ることが禁止されると報じた。

売却が発覚した選手は、所属チームが2026年、27年に開催されるスーパーボウルに進出した場合、入場券を購入する選択肢が与えられる。

またESPNはリーグおよび労組の情報筋の話として、罰金の支払いを拒否した選手は出場停止処分を受ける可能性があると伝えている。

スーパーボウルのチケットは、北米スポーツで常に人気が高く、最も高価なもので、再販サイトでは1万ドル(約147万円)の価格に達するものもある。

NFLは再発を防ぐために研修を改善し、将来の違反に対してはより厳しい制裁を科す可能性も検討している。(c)AFP