パキスタンで地滑り、3人死亡 モンスーン到来後の犠牲者221人に
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【7月22日 AFP】パキスタン北部の山岳地帯で、モンスーンによる豪雨を受けて地滑りが発生し、少なくとも3人の死亡が確認された。車両が複数、土砂の下に埋まっているという。地元当局が22日に発表した。
6月下旬のモンスーン(雨季)到来以降、同国では、鉄砲水、建物の倒壊、感電により221人が死亡している。
地滑りは、北部ギルギット・バルティスタン地域のディアメル地区で21日に発生した。地区の警察署長アブドル・ハミード氏によると、8台以上の車両が流されたという。
ハミード氏は「3人の遺体が回収されたが、15人以上がなお行方不明だ」と述べた。この死者数については、地方政府の報道官もAFPに確認している。(c)AFP