【7月22日 AFP】中国出身の米国人研究者が21日、核ミサイル発射を検知する技術を含む企業秘密を盗んだ罪を認めた。米司法省が発表した。

カリフォルニア州サンノゼ在住のチェングアン・ゴン被告(59)は、勤務先の研究開発会社から3600以上のファイルを個人の記憶装置に転送したとされている。

ゴン被告は21日、カリフォルニア州の連邦地裁で企業秘密を盗んだ罪を認めた。10年以下の懲役または禁錮刑が科される可能性がある。

判決は9月29日に下される。

米司法省によると、2011年に米国市民となったゴン被告は、2023年にロサンゼルス地域の研究開発会社で短期間エンジニアとして働いていた。

会社名は明らかにされていない。

ゴン被告がダウンロードしたファイルには、核ミサイル発射を検知し、弾道ミサイルや極超音速ミサイルを追跡するための宇宙ベースのシステム用赤外線センサーの設計図が含まれていたと、司法省は述べている。

司法省によると、ゴン被告は2014年から2022年の間に複数の米大手IT企業に勤務。その際、中国政府が資金提供するいわゆる「タレントプログラム」に参加するための申請を行っていた。

プログラムは、中国の経済と軍事能力を向上させるために「高度な科学技術に関する専門的なスキル、能力、知識を持つ個人」を特定することを目的としているという。(c)AFP