イラン、米国が濃縮停止を要求するなら核協議再開しない
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【7月15日 AFP】イランは14日、ウラン濃縮活動の放棄を条件とするならば、米国との核協議は再開しないと述べた。
米国とイランは、イランの核開発計画に関する合意締結を目指し、数度にわたる協議を行ってきたが、イスラエルが宿敵イランへの奇襲攻撃を実施したことで、交渉は頓挫。12日間の戦争が勃発(ぼっぱつ)した。
戦争終結後、イランと米国はいずれも交渉のテーブルに復帰する意向を示しているが、イランは原子力の平和利用する権利を放棄しないと表明している。
国営イラン通信(IRNA)によると、最高指導者アリ・ハメネイ師の顧問を務めるアリ・ベラーヤティー氏は、「もし交渉がウラン濃縮活動の停止を条件としなければならないのであれば、そのような交渉は行われない」と述べた。(c)AFP