墜落直前にエンジンへの燃料供給停止か インド機墜落事故
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【7月12日 AFP】インド国営航空会社エア・インディアの旅客機が離陸直後に墜落し、260人が亡くなった事故で、墜落直前に航空機のエンジンの燃料制御スイッチがオンからオフの位置に移行していたとが、12日早朝に発表された予備調査報告書で明らかになった。
インドの航空事故調査局が発行したこの報告書は、6月12日に発生した墜落事故の結論や責任の所在を明らかにしていないが、1人目のパイロットから燃料をなぜ切ったのかと尋ねられた2人目のパイロットが、自分は切っていないと答えたことが示されている。
15ページにわたる報告書は、航空機が最高速度に達した際、エンジン1とエンジン2の燃料カットオフスイッチが1秒の間隔でオンからオフの位置に移行したとしている。
パイロット同士のやり取りがあった後、航空機は急速に高度を下げ始めた。
その後、スイッチは「オン」の位置に戻り、エンジンは出力を上げ始めたようだが、「パイロットの一人が『メーデー』を発信した」と報告書には記されている。
インド西部グジャラート州アーメダバード発英ロンドン行きの旅客機の墜落では、乗客乗員242人のうち1人を除く全員と地上の19人が死亡した。(c)AFP