イスラエルの夜間空爆で20人死亡 ガザ民間防衛当局
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【7月9日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区の民間防衛当局は9日、イスラエル軍による夜間の空爆で、少なくとも子ども6人を含む20人が死亡したと明らかにした。
防衛当局のマフムード・バッサル報道官はAFPに対し、最初の空爆は現地時間9日午前0時過ぎ、南部ハンユニスの避難民用テントを直撃し、その直後に北部の避難民キャンプも攻撃されたと述べた。
イスラエル軍はAFPの取材に対し、事実について調査中だと述べた。
北部ガザ市近くの難民キャンプが攻撃された際、近くのテントで眠っていたという女性は「いつ、なぜ爆撃されるのか予測できない。私たちには神に身を委ねるしかない。恐ろしい」と話した。
防衛当局によると、前日に行われたイスラエル軍による攻撃では、ガザ地区全域で29人が死亡している。(c)AFP