ボンドロウソバがベルリンOP優勝 ウィンブルドン前に復調アピール
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【6月23日 AFP】女子テニス、ベルリン・オープンは22日、シングルス決勝が行われ、マルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)が予選勝者の王欣瑜(ワン・シンユ、中国)を7-6(12-10)、4-6、6-2で下し、優勝を果たした。
ボンドロウソバは、ツアー初の決勝進出となった王に苦しめられたが、フルセットの末に勝利。準決勝では世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカも破り、2023年以来となる2度目のウィンブルドン選手権優勝に向けて弾みをつけた。
ツアー通算では3勝目。昨季は左肩のけがで長期離脱し、6位だった世界ランクは164位まで後退していたが、30日開幕のウィンブルドンを前に、絶好のタイミングで復調を印象づけた。これで23日に更新される最新ランキングでは73位に浮上し、トップ100に復帰する。
一方の王は、2021年大会女王のリュドミラ・サムソノワや先日の全仏オープンを制したココ・ガウフ(米国)を破る快進撃で決勝まで勝ち上がってきたが、あと一歩及ばなかった。(c)AFP