アルカラスが2度目の大会V ウィンブルドンへ弾み HSBC選手権
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【6月23日 AFP】テニス、HSBC選手権は22日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がイジー・レヘチカ(チェコ)を7-5、6-7(5-7)、6-2で下し、2度目の大会制覇を果たした。
アルカラスは試合を通してウイナー33本、エース18本を記録し、粘るレヘチカを2時間10分の末に退けた。
これでクレーコートの全仏オープン、イタリア国際、モンテカルロ・マスターズ、ハードコートのABNアムロ・オープンに続く今季5勝目を挙げた。ホルガー・ルーネ(デンマーク)に敗れた4月のバルセロナ・オープンを最後に負けがなく、連勝を自己最長の18に伸ばし、3連覇を狙うウィンブルドン選手権に向けて弾みをつけている。
試合後、アルカラスは「またこのトロフィーを掲げられてうれしい」と喜び、「今大会は期待せずに迎えた。とにかく良いテニスをして、芝に慣れることだけを考えていた」と語った。
一方のレヘチカは、準決勝で第2シードのジャック・ドレイパー(英国)を破り、グラス(芝)コートで自身初となる決勝に進出していた。アルカラスには2月のカタール・エクソンモービル・オープン準々決勝で勝利していたが、その時の再現とはならなかった。
ウィンブルドンは6月30日に開幕する。(c)AFP