フリッツが今季初優勝 ズベレフ下す ボスOP
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【6月16日 AFP】男子テニス、ボス・オープンは15日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのテイラー・フリッツ(米国)が第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-3、7-6(7-0)で破り、今季初優勝を果たした。
試合は第2セット序盤、雨による長時間の中断を挟んだが、フリッツは流れを崩さず、ストレート勝ちでズベレフ戦5連勝を飾った。この優勝により、世界ランキングもズベレフの一つ下の4位に浮上する。
フリッツは先月の全仏オープンで初戦敗退を喫するなど、今季のクレーコートシーズンでは4大会で3勝にとどまっていたが、グラス(芝)コートの今大会では安定したプレーを見せ、昨年6月のイーストボーン国際以来となるタイトルを獲得した。
一方のズベレフは、自身初となる芝コートでの優勝に今回も届かず。ウィンブルドン(6月30日開幕)でも準々決勝進出の経験がないなど、芝では苦戦が続いている。(c)AFP