サバレンカがシフィオンテク撃破 ガウフとの決勝へ 全仏OP
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【6月6日 AFP】全仏オープンテニスは5日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのアリーナ・サバレンカが、4連覇を狙った第5シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を7-6(7-1)、4-6、6-0で破り、初の決勝進出を決めた。
決勝では、第2シードのココ・ガウフ(米国)と対戦する。ガウフは世界ランキング361位のロイス・ボワソン(フランス)を6-1、6-2で下し、3年ぶり2度目の決勝に駒を進めた。
サバレンカとシフィオンテクの一戦は、第1セットで両者合わせて8度のブレークが出る接戦となり、サバレンカがタイブレークの末に獲得。第2セットはシフィオンテクが取り返し、試合を振り出しに戻したが、最終第3セットではシフィオンテクが12本のアンフォーストエラーを犯すなどしてわずか6ポイントしか取れず、一方的な展開で終わった。
サバレンカは、昨年の全米オープンと、2023年と24年の全豪オープンに続く四大大会(グランドスラム)4勝目を目指す。
一方のシフィオンテクは、女子では1世紀以上ぶりとなる全仏4連覇を逃し、同大会でのマッチ連勝も26で途切れた。昨年の全仏を最後に優勝からも遠ざかっており、次週更新される世界ランキングでは7位に後退する。
ガウフはワイルドカード(主催者推薦)で出場していた22歳のボワソンの快進撃を止めた。
ボワソンは4回戦で第3シードのジェシカ・ペグラ(米国)、準々決勝で第6シードのミラ・アンドレーワを立て続けに撃破したが、ガウフとの対戦では実力差を見せつけられた。
この日は33本のアンフォーストエラーを犯して自滅したが、次週発表の世界ランキングではトップ70位内に浮上する。(c)AFP
