アルカラス圧勝で全仏OP4強 シナーの快進撃に「刺激」
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【6月4日 AFP】全仏オープンテニスは3日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会連覇を狙う第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が、第12シードのトミー・ポール(米国)を6-0、6-1、6-4で下し、準決勝に進出した。
アルカラスは計5ゲームしか落とさず、わずか1時間34分で圧勝。試合後には、ライバルのヤニック・シナー(イタリア)が「刺激」になっていると明かした。
準決勝では、第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。ムゼッティは、第15シードのフランシス・ティアフォー(米国)を4セットで退けた。
アルカラスとムゼッティが顔を合わせるのは、今クレーコートシーズンで3度目。モンテカルロ・マスターズ決勝とイタリア国際準決勝では、いずれもアルカラスが勝利し、優勝を果たしている。
アルカラスはムゼッティとの対戦について「美しい試合になるだろう。互いに素晴らしいプレーができている。見る人にとっても良い試合になるはずだ」と語った。
この日のプレーについては「目を閉じても全部入るんじゃないかというくらい、きょうの感覚は素晴らしかった。きょうは何でも入る日で、すべてに満足している」と自画自賛。今大会ここまでの4試合をすべてストレートで快勝しているシナーの存在が「ある意味で刺激になった」とも認めた。
観客には「もっと見たかったのは分かっているから謝らないと。でも僕も自分の仕事をしなくてはいけなかったんだ」と冗談交じりに語った。(c)AFP
