トルコ南西部リゾート地でM5.8の地震
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【6月3日 AFP】エーゲ海に面するトルコ南西部のリゾート地、マルマリスで3日未明、マグニチュード(M)5.8の地震が発生した。少女1人が死亡、数十人が負傷した。
トルコ災害緊急事態対策庁 (AFAD)によると、地震は現地時間3日午前2時17分(日本時間同8時17分)、ムーラ県マルマリス沖約10キロの地点で発生した。
アリ・イェルリカヤ内相によると、同県ではマルマリスから約100キロ離れたフェトヒイェでパニック発作を起こした少女(14)が死亡した他、避難する際に約70人が負傷した。「高所から飛び降りた」人もいたという。初期段階では家屋が倒壊したとの報告はない。
ムーラ県にはマルマリス、ボドルム、フェトヒイェなど人気の海浜リゾートが数多くあり、国営通信によると昨年は370万人の外国人観光客が訪れた。
揺れはギリシャやエジプトでも感じられた。ギリシャではドデカネス諸島で「広範囲の揺れ」が確認され、同諸島最大のロードス島では一部の観光客がホテルから避難した。(c)AFP