【5月27日 AFP】全仏オープンテニスは26日、女子シングルス1回戦が行われ、大会4連覇を狙う第5シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)はレベッカ・シュラムコワ(スロバキア)を6-3、6-3で下し、初戦を突破した。

昨年の全仏を最後にツアー優勝から遠ざかり、世界ランキングも5位まで後退するなど調子を落としていたシフィオンテクだが、この日は世界42位のシュラムコワから4度のブレークを奪ってストレート勝ち。大会通算成績を36勝2敗とした。

試合後には「積極的な姿勢を保ち、自分の武器を使っていかないといけないのは分かっていた。内容には満足しているし、安定した試合ができた」と振り返った。

2回戦では、元全米オープン覇者のエマ・ラドゥカヌ(英国)と対戦する。3年ぶりの全仏出場となるラドゥカヌは、中国の王欣瑜を7-5、4-6、6-3で下した。

元ウィンブルドン女王で、第12シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン)は、予選勝者のフリア・リエラ(アルゼンチン)に6-1、4-6、6-4で競り勝った。

一方、第9シードのエマ・ナバーロ(米国)は世界ランク68位のジェシカ・ボウサス・マネイロ(スペイン)に0-6、1-6で完敗した。

ナバーロの同胞で、今年の全豪オープンを制した第7シードのマディソン・キーズ(米国)は、ダリア・サビル(オーストラリア)を6-2、6-1で危なげなく退けた。(c)AFP/Jed Court