ペイサーズがニックスに劇的逆転勝ち 東決勝の初戦制す
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【5月22日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は21日、イースタンカンファレンスのプレーオフ決勝(7回戦制)が開幕し、インディアナ・ペイサーズがニューヨーク・ニックスをオーバータイムの末に138-135で下し、先勝した。
試合はホームのニックスが主導権を握り、第4クオーター残り2分51秒の時点で14点のリードを築いていたが、そこからペイサーズが突然息を吹き返し、6本連続の3ポイントシュートを決める猛攻を見せた。うち5本をアーロン・ネスミスが決める圧巻のパフォーマンスを披露した。
さらに、第4クオーターのラストプレーでは、タイリース・ハリバートンが3ポイントラインまで下がってシュートを放つと、ボールはリムでバウンドしてからゴールに吸い込まれ、ペイサーズが規定の時間内に勝負を決めたかに思われた。しかし、リプレー検証の結果、ハリバートンの足は3ポイントラインの内側にあったと判定され、得点は2点に修正。試合はオーバータイムに突入した。
迎えたオーバータイムでは、ニックスが残り35.2秒で1点リードする展開となったが、ペイサーズはアンドリュー・ネムハードのレイアップで逆転。さらに、オビ・トッピンのダンクで突き放し、劇的な勝利を飾った。ペイサーズが15点差以上のビハインドから逆転勝ちを収めるのは、今ポストシーズンに入って4度目となる。
ペイサーズはハリバートンがチーム最多の31得点に加え、11アシストを記録。ネスミスは9本中8本の3ポイントシュートを決め、30得点を挙げた。
ニックスはジェイレン・ブランソンがチーム最多の43得点、カール・アンソニー・タウンズが35得点をマークした。
第2戦は23日に行われる。(c)AFP