【5月10日 AFP】テニス、イタリア国際は9日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのココ・ガウフ(米国)は予選勝者のビクトリア・ムボコ(カナダ)に脅かされたものの、3-6、6-2、6-1の逆転勝利を果たし、第1シードのアリーナ・サバレンカとともに3回戦進出を果たした。

18歳のムボコは世界ランク156位ながらも成熟したプレーを披露し、第1セットでは4度ブレークを奪って相手を追い込んだが、同3位のガウフはベストから程遠い状況ながらも最終的には勝利を収めた。ガウフは3回戦でマグダ・リネッテ(ポーランド)と対戦する。

世界1位のサバレンカは、アナスタシア・ポタポワを6-2、6-1で圧倒し、1時間あまりで白星を飾った。直近の出場4大会で決勝に進出し、マイアミ・オープンとマドリード・オープンでWTA 1000のタイトルを獲得しているサバレンカは、3回戦で第31シードのソフィア・ケニン(米国)との対戦が決定。ケニンはアナスタシア・パフリュチェンコワを6-3、6-0のストレートで破った。

上位シード勢では、第8シードの鄭欽文(中国)がオルガ・ダニロビッチ(セルビア)に6-1、6-4、第10シードのエマ・ナバーロ(米国)がラッキールーザーのカミラ・ラヒモワに6-1、6-3、第11シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン)がイーファ・リース(ドイツ)に7-6(7-3)、6-2でそれぞれ勝利し、勝ち上がりを決めている。(c)AFP