【5月2日 AFP】バチカンで2日、教皇選挙(コンクラーベ)に備え、システィーナ礼拝堂の屋根に煙突が設置された。AFPの記者が、消防士らによる設置作業を確認した。

7日から始まるコンクラーベで投票資格を持つのは、世界中からローマに集まった枢機卿252人のうち、80歳未満のいわゆる「枢機卿選挙人」133人。

コンクラーベは数日間、あるいはそれ以上に及ぶ可能性がある。初日は1回のみの投票だが、翌日以降は午前2回・午後2回の投票が行われる。いずれかの候補者が3分の2以上の得票を得るまで投票は続けられる。

投票用紙は午前と午後それぞれで焼却され、その煙の色によって結果が外部に伝えられる。教皇が選出されなかった場合は黒い煙が、選出された場合は白い煙が上がる。(c)AFP