韓流著名俳優、12億ウォンを寄付した病院でがん手術…「施しは巡り巡って戻ってくる」
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【04月24日 KOREA WAVE】韓国の俳優チャン・グンソクが20日夜に放送されたMBNのバラエティ番組で、がん闘病時代の心境や寄付に対する考えを語った。
番組ではまず、ラグジュアリーなインテリアとライフスタイルが紹介された。高級傘立てや整然とした靴箱、数十足の靴、酒のコレクション、さらには高級デパートを彷彿とさせるドレスルームまで、チャン・グンソクの洗練されたセンスが光る空間が映し出された。
一方で、整理されていない私生活の一面もあえて公開し、飾らない魅力も披露した。
中でも関心を集めたのは、がん闘病にまつわるエピソードだった。
チャン・グンソクは「その時以来、自分をもっと大切にするようになった」と話し、自分の命や人生の価値を見つめ直した時間だったと振り返った。
「以前、延世大学に12億ウォン(約1億3000万円)を寄付したことがあった。後輩たちがもっと勉強できるようにと思ってのことだった。その後、体調を崩して訪れた病院がまさに延世大学病院だった。そこに自分の寄付者名が記録されていて、良い条件で手術を受けられることになった。善意として差し出したことが、自分に返ってきたと強く感じた。今までの人生に満足せず、もっと稼いで、もっと多くの人に施しを与えたい」
放送の終盤では、自ら作った“10分うどん”をMCたちに振る舞いながら料理好きな一面も披露した。デビュー当時の裏話から、過去のがん闘病、さらには躁うつ症との闘いまで赤裸々に語り、多くの共感と涙を呼んだ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News