【4月24日 AFP】ウクライナの首都キーウへの24日未明の攻撃による死者が9人になった。国家緊急サービスが明らかにした。60人以上の負傷者も報告されている。首都への攻撃としては、3年間で最も大規模なものの一つとなった。

同日の攻撃についてビタリ・クリチコ市長は先に、2人が死亡54人が負傷と発表していた。

ウクライナ非常事態庁は「ロシアがキーウに大規模な複合攻撃を行った」とテレグラムで明らかにし、最新の被害状況を報告した。

「これまでに入っている報告では、9人が死亡し、63人が負傷した」とし、子ども6人を含む42人が入院したと付け加えた。

首都5地区で被害が出た。同庁は住宅建物の損壊もあるとし「がれきの下にいる人々の捜索が進行中」と述べた。

ロシアによる全面侵攻開始以降、首都キーウは断続的に攻撃を受けている。4月初めのミサイル攻撃では少なくとも3人が負傷した。(c)AFP