【4月24日 AFP】男子ゴルフのDPワールドツアー(欧州ツアー)は23日、米ニューヨークで9月に行われる米国選抜との対抗戦ライダーカップで、ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)が欧州選抜の副主将に再び就くと発表した。

敵地米国で最後に優勝を飾った2012年大会で主将を務めたオラサバルは、今年の大会で主将を担うルーク・ドナルド(イングランド)が同じ偉業を達成し、2年前にイタリア・ローマで奪還したタイトルの防衛を手助けすることになる。前回大会に続いて、ドナルド主将の下で、オラサバルとトーマス・ビヨーン(デンマーク)、エドアルド・モリナリ(イタリア)が副主将を務める。

マッチプレーで競うこの大会に選手として7度出場しているオラサバルは、「ニューヨークでやるのは簡単ではないから、しばらく考えた」「それでもライダーカップは私の心に非常に近い存在だ。この大会には非常に素晴らしい思い出があるから、引き受けた」と述べている。

優勝した1995年大会で主将だったバーナード・ギャラチャー(スコットランド)以来となる2大会連続の主将を務めるドナルドは、「外国の地で最後に勝利した主将がわれわれの側にいることは非常に重要なこと」と、オラサバルの存在について述べている。

2012年大会では、欧州選抜が最大6ポイント差を逆転して優勝を飾った。この「メディナの奇跡」以降、敵地で勝利を挙げたチームはない。(c)AFP