【4月22日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシは21日、同日に死去したローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇に対し、「世界をより良い場所にしてくれて感謝します」と哀悼の意を表した。教皇が長年愛したアルゼンチン1部リーグのサンロレンソも、クラブへの「情熱」をたたえた。

南米および南半球から初のローマ教皇となった同胞フランシスコ教皇の死を受け、メッシは教皇と一緒にいる写真を添えて、「RIP(安らかに眠れ)、フランシスコ教皇。世界をより良い場所にしてくれて感謝します。あなたがいなくなるのは寂しい」とインスタグラムに投稿した。

サンロレンソは、青と赤のストライプのエンブレムの下でほほえむ教皇の写真をウェブサイトに載せ、「永遠にさようなら、聖なる父よ」と追悼。

「クラブの名誉会員である彼のサンロレンソへの情熱は、われわれを常に感動させ、彼の魂のために絶え間ない祈りをささげることで、私たちを一つにしている」と声明で述べた。

フランシスコ教皇は、1908年に一人の司祭によって設立されたサンロレンソを幼少期から応援していた。

メッシとディエゴ・マラドーナのどちらが史上最高の選手か聞かれた際には、第三の選択肢としてブラジルの名選手ペレを選び、「心のある人」と表現した。(c)AFP