レース中に転倒の王者マルティンが退院 MotoGP
このニュースをシェア

【4月21日 AFP】ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦するアプリリアは20日、現世界王者のホルヘ・マルティンが退院したと発表した。
13日に行われた第4戦カタールGPで今季初出場を果たしたマルティンは、レース中にマシンを滑らせて転倒し、すぐ後ろを走っていたプルタミナ・エンデューロVR46レーシングチームのファビオ・ディ・ジャンアントニオ(イタリア)と接触した。
アプリリアによると、マルティンは肋骨(ろっこつ)を骨折し、肺の周辺に血液と空気がたまる「血気胸」になっていた。声明によれば、マルティンは状態が安定するまで数日間カタールにとどまり、「容体が許せば」欧州に帰還する予定だという。
オフシーズンにプラマック・レーシングからアプリリアに加入したマルティンは、テスト中の別の事故により今季開幕から3レースを欠場していた。
今後も複数レースを欠場することになるとみられており、次週の第5戦スペインGPではロレンツォ・サバドーリ(イタリア)が代替出場する。(c)AFP