ルーネがアルカラス撃破 バルセロナOP初優勝
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【4月21日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープンは20日、シングルス決勝が行われ、大会第6シードのホルガー・ルーネ(デンマーク)が第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を7-6(8-6)、6-2で破り、大会初優勝を果たした。
ルーネはほぼ完璧なプレーで、2023年4月以来のタイトルを獲得。一方のアルカラスは、第2セット途中に脚の治療を受ける場面もあり、3度目の大会制覇はならなかった。また、クレーコートで敗れるのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に屈した昨夏のパリ五輪決勝以来となった。
ルーネは「信じられない気分だ。おそらく1年以上ぶりの非常に久々のタイトルで、本当にうれしい」と喜び、「いい友人で、素晴らしい選手でもあるカルロスを決勝で倒せたことは、大きな意味がある。とても誇らしい」と話した。
前週のモンテカルロ・マスターズを制して今大会に臨んだアルカラスは「2週間ノンストップで、毎日極限まで追い込んできた。この瞬間まで、みんなで素晴らしい仕事ができたと思う」「きょうは無理だった。持っているものは出し切った」と話した。(c)AFP