マンCがトップ5入りへ前進、ビラは好調ニューカッスルを圧倒
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【4月20日 AFP】24-25イングランド・プレミアリーグは19日、第33節の試合が行われ、マンチェスター・シティはエバートンから劇的な形で2-0の勝利を収め、欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて前進した。一方でアストン・ビラは、好調のニューカッスル・ユナイテッドに4-1で圧勝した。
シティは試合を引き分けるかに思われたが、84分にニコ・オライリーが先制点を決めて勝利への重要な道を切り開くと、アディショナルタイムにはマテオ・コバチッチの追加点で勝利を確定させた。これでシティは暫定4位に浮上したものの、22日に対戦する6位アストン・ビラとの勝ち点差はわずか1ポイントとなっている。
シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「今、すべてはわれわれの手中にある。ホームで3試合、アウェーで2試合。チャンピオンズリーグ出場権を獲得するという大きな成功を達成できることを願っている」と述べた。
一方でビラはリーグ戦5連勝を飾り、自信を胸にシティの本拠地エティハド・スタジアムに乗り込む。チャンピオンズリーグ準々決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)に敗れたものの、ニューカッスルの連勝を6で止めている。
開始1分でオリー・ワトキンスが先制点を決めたビラは、前半のうちにファビアン・シェアーの同点弾を許した。しかし、後半に入りワトキンスのお膳立てからイアン・マートセンが勝ち越し点を挙げると、その後約10分間でダン・バーンのオウンゴールとアマドゥ・オナナの得点が決まり、点差を広げた。ビラはこれで、今季残り5試合で3位につけるニューカッスルとのポイント差を2としている。
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCは三笘薫が得点を挙げたものの、10人となってブレントフォードに2-4で敗れ、欧州大会出場の希望に打撃を受けた。
すでに降格が決まっているサウサンプトンは、終了間際の得点でウェストハムと1-1で引き分け、単独でのリーグ史上最低勝ち点記録更新を免れた。今季の勝ち点を11としたサウサンプトンは、2007-08シーズンを同勝ち点で終えたダービー・カウンティと並んでいる。(c)AFP