劇的復活のリウ、ピークはまだ先 五輪へ「もっと成長できる」
このニュースをシェア

【4月17日 AFP】フィギュアスケート世界選手権の女子シングルで優勝したアリサ・リウ(米国)は16日、昨年10月に現役復帰した際には「恥をかく」ことになるのではないかと不安だったとしつつ、来年のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪までにさらに成長できると語った。
リウは世界フィギュアで銅メダルを獲得し、北京冬季五輪にも出場した2022年、目標をすべて達成したとして、16歳の若さで一度現役を引退したが、昨年に復帰。先日の世界選手権では見事に優勝を果たし、カムバックを飾った。
19歳になったリウは、世界フィギュアでの優勝は「全く予想していなかった」としつつ、来年2月に控える五輪に向けて、ピークはこれからだと語った。
今週行われるシーズン最終戦の世界国別対抗戦に米国代表として出場するため、東京にいるリウは「もっともっと成長できると感じている。最高の作品はまだつくれていないと思う」と述べた。
復帰当初は「大会で良い結果が残せるとは思っていなかった」と明かし、まずは試合勘を取り戻して次のシーズンにつなげる考えだったとしつつ、「それでも今シーズン、思いがけず高いレベルで復帰することができた」と話した。(c)AFP