【4月15日 AFP】前週のモンテカルロ・マスターズを制した男子テニス世界ランキング2位のカルロス・アルカラス(スペイン)が、自身に対する批判の声に反論した。

21歳のアルカラスは、今季ここまで安定感に欠けており、3月のマイアミ・オープンでは初戦敗退に終わった。

連覇の懸かる来月の全仏オープンに向け、今週は再びクレーコートのバルセロナ・オープンに出場し、3度目の優勝を狙う。

アルカラスは「確かにいくつかの結果は、一部の人々や自分自身にとっても満足いくものではなかったかもしれない」としつつ、「負けに意味がないことはなく、学びの過程であり、前に進まなくてはいけないという考えに至った」「口で言うのは簡単。それが私が言えること」と話した。

また、モンテカルロ大会では「多くの自信を得た」としながらも、「まだ最高のレベルではないと思っている。今年、もっと高いレベルでプレーできたときもあった」と述べ、「先月は少し良くなかったが、良い一年を過ごせていると思う」と強調した。

バルセロナ・オープンは初戦で予選勝者のイーサン・クイン(米国)と対戦する。(c)AFP