【3月6日 AFP】男子テニスの四大大会(グランドスラム)で単複通算19勝を挙げたオーストラリア出身の名選手、フレッド・ストール氏が86歳で死去した。オーストラリアテニス協会が6日に発表した。

ストール氏はシングルスで1965年の全仏オープンと66年の全米オープンで優勝し、ウィンブルドンでは3度準優勝を果たした。

最も大きな成功を収めたのはダブルスで、すべてのグランドスラムを2回以上制した。

オーストラリア代表として、国別対抗戦デビスカップで64〜66年に3連覇も経験した。

引退後はオーストラリアと米国のテレビ局で解説者として活躍し、77年の全豪オープンを制したビタス・ゲルレイティス(米国)のコーチも長年務めた。(c)AFP