【1月28日 AFP】男子テニス世界ランキング1位のヤニック・シナー(イタリア)が、全豪オープンを優勝した直後で「体が休養を必要としている」として、連覇が懸かるABNアムロ・オープンを欠場することになった。大会主催者が27日に発表した。

シナーは26日に行われた全豪オープンの決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6-3、7-6 (7-4)、6-3で勝利。大会連覇を果たし、昨年9月の全米オープンに続く四大大会(グランドスラム)通算3勝目を記録した。

シナーは大会ウェブサイトで、「チームと相談して難しい決断を下した」「オーストラリアでの長い戦いの後、体が休養を必要としている」と説明した。オランダ・ロッテルダムで行われる同大会では、「素晴らしい観客の前でタイトルを獲得した最高の思い出がある。またすぐに戻って来たい」と付け加えた。

シナーの欠場により、世界3位のカルロス・アルカラス(スペイン)がABNアムロ・オープンの第1シードに繰り上がる。

同大会には、他にトップ10からダニール・メドベージェフ、アレックス・デミノー(オーストラリア)、アンドレイ・ルブレフが出場する。(c)AFP