【1月25日 AFP】全豪オープンテニスは25日、ジュニア男子シングルス決勝が行われ、スイスのヘンリー・バーネットが米国のベンジャミン・ウィルワースを6-3、6-4で下し、同胞のロジャー・フェデラー氏も手が届かなかったタイトルを獲得した。

四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇るフェデラー氏はうち6勝を全豪オープンで挙げたが、全豪ジュニアを制することはできなかった。

バーネットとフェデラー氏はともにバーゼル出身で、同じテニスクラブで育った。また、バーネットはフェデラー氏のコーチを長年務めたセベリン・ルティ氏の指導を受け、片手バックハンドという共通点もある。

この日が18歳の誕生日だったバーネットは、フェデラー氏と比較されることは避けられないとした上で、偉大な先輩と比べられることは「モチベーション」につながっていると話した。

フェデラー氏とは昨年の全米オープンの会場で一度だけ直接会ったことがあるといい、今大会の優勝をきっかけに「また彼と話せたらうれしい」と語った。(c)AFP