ジョコが悲願の金メダルに王手 アルカラスとの決勝へ パリ五輪
発信地:パリ/フランス
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【8月3日 AFP】(更新)パリ五輪は2日、テニス男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-4、6-2で第11シードのロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)を下し、初の五輪金メダルに王手をかけた。
四大大会(グランドスラム)通算24勝のジョコビッチは、自身初の五輪決勝で第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)と対戦する。
ジョコビッチとアルカラスの対戦は今回が7度目となる。両者は3週間前に行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)決勝でも顔を合わせ、その時はアルカラスが勝利を収めている。
この日は主審に対する暴言で警告を受ける場面もあったジョコビッチは「多くの期待やストレスがあり、張り詰めた試合だった。金メダルがほしいが、もうすでに大きな結果だ」と話し、自身4度目の五輪準決勝にして初の決勝進出を喜んだ。
前日の準々決勝では以前負傷した右膝を再び痛めていたが、その影響も全く感じさせなかった。
4日の決勝では、五輪と同じ会場で行われた6月の全仏オープン(French Open 2024)も制しているアルカラスが本命だとしつつ、「状況は違う。自分はウィンブルドンのときよりも状態は良いと感じている」「ベストのテニスをしたい。失うものはないし、とにかく頑張るだけだ」と意気込んだ。(c)AFP
