【8月2日 AFP】(更新)パリ五輪は2日、テニス男子シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は第13シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)に6-1、6-1で圧勝し、決勝へ駒を進めた。

 4日の決勝では大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と激突する可能性がある。準々決勝で膝を痛めたジョコビッチは、同日の準決勝で第11シードのロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)と顔を合わせる。

 五輪会場のローラン・ギャロス(Roland Garros)で行われた6月の全仏オープン(French Open 2024)を制しているアルカラスは試合後、「パリ五輪での金メダルが今年の初めからの目標だった。これで達成まであと1試合になった」と話し、「決勝では楽しんでやり遂げたい」「決勝は自分とスペインの人々にとって非常に重要だが、その大きさのことは考えないようにして、試合に集中したい」と意気込んだ。

 この日は第1セットは3度のブレークに成功して6ゲーム連取で先取すると、第2セットも第4、6ゲームで再びブレークを奪っての完勝で、「本当に完全なパフォーマンスができた。終始非常に高いレベルでプレーできた」と振り返った。(c)AFP