五輪連覇逃した橋本大輝、視線は28年ロスへ 体操男子個人総合
発信地:パリ/フランス
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【8月2日 AFP】パリ五輪の体操男子個人総合で連覇を逃した橋本大輝(Daiki Hashimoto)は、流した涙を拭い、視線はすでに2028年のロサンゼルス五輪を向いている。
同種目は20歳の岡慎之助(Shinnosuke Oka)が制し、日本勢は2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪の内村航平(Kohei Uchimura)と21年東京五輪の橋本に続き4連覇を果たしたが、橋本は2種目目のあん馬の落下が響いて6位となった。
橋本は試合後、「国内から競争レベルが高くなって、どんどん日本の体操が強くなる新しい未来も見えた。彼(岡)の努力とけがをしても諦めなかった強さに感動した。次のロスに向けて一緒に戦えるように、また鍛え直していきたい」と前を向いた。
直前に手の指を痛めて迎えた今大会では、中国を僅差で抑えての団体金メダルに貢献した橋本。「みんなのために戦えた。本当に悔いの残らない大会となった」と振り返った。(c)AFP
