元F1王者シューマッハ氏の家族、AI偽インタビュー訴訟に勝訴
発信地:ベルリン/ドイツ
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【5月24日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の伝説的ドライバー、ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏(55)の家族は23日、人工知能(AI)を使って同氏の偽インタビューを作成したタブロイド誌との訴訟に勝訴したことを明らかにした。
独誌「Die Aktuelle」は2023年4月、2013年に仏アルプス(French Alps)でのスキー中に頭部に重傷を負ったシューマッハ氏と事故後「初のインタビュー」との見出しで記事を掲載したが、AIで生成したコメントが含まれていた。
シューマッハ家の広報担当者はAFPの取材で、訴訟に「成功」したと認めた一方で、それ以上のコメントは差し控えた。独日刊紙ビルトによると、シューマッハ家には賠償金20万ユーロ(約3400万円)が支払われるという。
「Die Aktuelle」の発行元は以前、シューマッハ氏と同氏の家族に公式に謝罪しており、編集長のアンネ・ホフマン(Anne Hoffmann)氏はすでに解雇されている。
シューマッハ氏は事故以来公の場には一切姿を見せておらず、スイスの自宅で介護を受けている。現役時代には通算7度のドライバーズ選手権制覇を成し遂げ、ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)と史上最多で並んでいる。(c)AFP