【2月9日 AFP】アイスランド南西部レイキャネス(Reykianes)半島で8日、火山が噴火した。当局によると、この地域での噴火は昨年12月以降3度目となる。

 動画に捉えらえた地表の亀裂は約3キロと推定されている。未明の薄暗い空に立ち上る煙は、40キロ離れた首都レイキャビクからも見えた。

 アイスランド国民保護・危機管理局は、レイキャネス半島に温水を運ぶパイプに溶岩が流れ込み、破損したため、緊急事態を宣言した。住民には温水の使用を控え、節水するよう呼び掛けている。

 噴火から7時間後、気象庁(IMO)は、噴火の勢いが弱まったと発表した。(c)AFP/Jeremie RICHARD