【2月25日 AFP】米俳優で映画監督のショーン・ペン(Sean Penn)さんが、ロシアによるウクライナ侵攻のドキュメンタリーを制作するため、キエフに滞在している。大統領府が24日、明らかにした。

 ペンさんは、キエフで行われた政府の記者会見に出席。大統領府の公式インスタグラム(Instagram)アカウントに投稿された動画には、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領と対面している様子が捉えられている。

 大統領府はフェイスブック(Facebook)に「監督は、ウクライナで起きていることをすべて記録し、ドキュメンタリー制作者としてロシアによるわが国への侵攻の真実を世界に伝えるためキエフを訪れた」と、ウクライナ語で投稿した。

 さらに「ショーン・ペン氏はきょう、ウクライナの内にとどまって支援してくれる人々の仲間入りをした。その勇気と誠実さに感謝する」と歓迎。「欧米の政治家をはじめとする多くの人々に欠けている勇気を示してくれた」と評した。

 AFPはペンさんの代理人にコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。(c)AFP