【7月5日 MODE PRESS WATCH】「ケンゾー(KENZO)」の新クリエイティブ・ディレクターに、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliviera Baptista)が就任し、1970年創立のメゾンの歴史に新たな時代が刻まれた。

 ポルトガルのアゾレス諸島に生まれたフェリペ・オリヴェイラ・バティスタは、ロンドンのキングストン大学を卒業。ミラノでファッションのキャリアをスタートさせ、パリに拠点を移した当初はクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)の下で経験を積んだ。2002年にはLVMHが協賛するイエール国際フェスティバルにてグランプリを獲得している。

「KENZOは、伝染的な自由とムーブメントの象徴。高田氏が織りなす全てには喜びと優雅さ、そして若々しく大胆なユーモアが満ち溢れていた。KENZOの絶え間ない自然への賞賛と文化的多様性はこれまでも、そしてこれからもブランドの核心であり続ける。今ほどこの2点の呼応性と重要性を感じた事はなく、KENZOの未来を担う上では必要不可欠だ」とフェリペ・オリヴェイラ・バティスタは語った。

■関連情報
・ケンゾー 公式HP:www.kenzo.com
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