私がこの写真を選んだ理由は、正反対の2人の男性が目に留まったからだ。中央に写る大量のゴミ袋を乗せたカートを手で押して運ぶ軽装の男性と、右手に写るスマートフォンで通話をしながら歩くスーツを身に纏った男性。彼らの仕事内容や所得は恐らく大きく異なり、今後も所得格差は拡大し得る。この運命はいつから決まっていたのだろうか。彼らが生まれた時の家庭環境か、彼らが受けてきた教育か。国家間だけでなく国内においても目に見える格差は無限に存在する。(ペンネーム:kum)

津田塾大学 経済格差セクション