ロヒンギャ民族の人々はミャンマー政府からは先住民として認めてもらえず、バングラデシュからもバングラデシュ側の支援が困難であったり、ロヒンギャの人々はムスリムである事実があったりして受け入れが公的ではない。それゆえ彼らは難民として貧しい生活を余儀なくされている。その中でのこの男性の嘆く目には心に響くものがある。目の前の子供たちが健康にかつ安全に成長していくことやロヒンギャがミャンマー国籍を獲得する未来など見えなくなってしまったかのようだ。希望をどうにか見いだせないか。(ペンネーム:K)

明治大学 移民セクション