グラマテラ共和国とメキシコ間の国境を越えようとする、移民キャラバンの様子を捉えた写真である。彼らは祖国ホンジュラスの劣悪な治安や貧困から逃れようとアメリカを目指し、約4000キロの道なき道を進もうとしている。数多の人が目的の地へ辿り着こうと国境へ向かう様子や、今にも崩壊しそうなフェンスを見ていると、少しでも安全で豊かな生活を求める彼らの叫び声が聞こえてきそうである。キャラバンの人々の生きようとするエネルギーを感じる一枚ではないだろうか。

明治大学 石川 梨子 移民セクション