【2月25日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は24日、第23節が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は3-2でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)を下し、2位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との勝ち点3差を維持し、首位の座を守った。

 本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)でドルトムントは終盤にひやひやしながらも持ちこたえ、リーグ戦3試合連続引き分け後に大きな勝利を手にした。

 レバークーゼンは序盤から好調で、冬季休暇後リーグで最も好調なチームという理由を示し、その得点は不可避とみられていた。しかし、ドルトムントは試合の流れに反して、30分にダン・アクセル・ザガドゥ(Dan-Axel Zagadou)が先制点を挙げた。

 それでもレバークーゼンはその7分後、ケビン・フォラント(Kevin Volland)がペナルティーエリアの手前からアクセル・ヴィツェル(Axel Witsel)の股間を抜く低いシュートを突き刺し、同点に追い付いた。

 しかしそれもつかの間、1分後にドルトムントはジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)がアブドゥ・ディアロ(Abdou Diallo)のクロスに見事なボレーを合わせて勝ち越しに成功した。

 これで、ドルトムントは選手もサポーターも目を覚まし、冬季休暇前に2位に勝ち点6差をつけていたころの調子を取り戻すと、後半もレバークーゼンゴールに迫り、60分には相手守備陣のミスを突いてマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)が自身今季4点目を決めてリードを広げた。

 ドルトムントはその後も攻め続けたが、3-3で引き分けていた直近の1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)戦やヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)戦からの学びが足らず、守備陣を引き締めることはできなかった。

 75分にレバークーゼンは、FKからヨナタン・ター(Jonathan Tah)がヘディングシュートを決めて1点を返したが、ドルトムントはそのまま逃げ切りに成功。とはいえ、公式戦ここ5試合で11失点を喫しているルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督率いるドルトムントの守備陣には、大きな疑問符が残っている。(c)AFP