【1月29日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが28日に発表され、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)を制した大坂なおみ(Naomi Osaka)がトップの座に躍り出た。

 21歳の大坂の通算タイトル数はわずか三つであるものの、うち二つは四大大会(グランドスラム)で獲得している。昨年9月の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)からメジャー大会2連勝を飾って一気に3ランクアップした。

 一方、全豪オープン決勝で大坂に敗れたペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は、順位を四つ上げて2位に浮上した。

 前世界ランク1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は4回戦でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れて3位に転落。昨年覇者のキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は、今年は3回戦で姿を消して9位まで後退した。

 今週最も順位を上げたのは25歳のダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)で、全豪オープン4強入りの躍進を受けて12ランクアップの23位に上昇した。準々決勝ではセレーナのマッチポイントを4本しのぎ、準決勝進出を果たしたチェコのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova)も順位を三つ上げて5位に浮上した。

 出産休暇から復帰した昨年には491位まで後退していたセレーナは、順当に順位を上げて5ランクアップの11位となった。

 最新WTAランキングは以下の通り。

1位:大坂なおみ/7030ポイント
2位:ペトラ・クビトバ/6290ポイント
3位:シモナ・ハレプ/5582ポイント
4位:スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)/5307ポイント
5位:カロリーナ・プリスコバ/5100ポイント
6位:アンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)/4965ポイント
7位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/4940ポイント
8位:キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)/4430ポイント
9位:キャロライン・ウォズニアッキ/3566ポイント
10位:アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)/3485ポイント
11位:セレーナ・ウィリアムス/3406ポイント
12位:ダリア・カサキナ(Daria Kasatkina、ロシア)/3355ポイント
13位:アナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)/3330ポイント
14位:アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)/3285ポイント
15位:ガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)/3035ポイント
16位:ユリア・ゲルゲス(Julia Goerges、ドイツ)/2995ポイント
17位:マディソン・キーズ(Madison Keys、米国)/2786ポイント
18位:王薔(Qiang Wang、ワン・チャン、中国)/2605ポイント
19位:キャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)/2550ポイント
20位:アネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)/2355ポイント

(c)AFP