【1月28日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は27日、第19節の試合が行われ、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が珍しくPKを失敗したもののそれを帳消しとするゴールを決めるなどし、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に4-1で勝利した。

 前日、リーグ首位を走るボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が17位のハノーバー96(Hannover 96)に5-1で勝利したため2位との勝ち点差は9にまで開いていたが、リーグ戦での連勝を7にまで伸ばしたバイエルンが6ポイント差を守った。

 バイエルンは5分、ティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)が相手守備陣の間にうまく入って先制点を奪ったが、前半の半ば、アナスタシオス・ドニス(Anastasios Donis)が今季の最優秀ゴールに選ばれてもおかしくない一撃を突き刺しGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)から得点を挙げ、シュツットガルトが試合を振り出しに戻した。

 後半に入りオウンゴールで勝ち越しに成功したバイエルンは65分、レワンドフスキがPKを蹴るもこれがゴールポストに嫌われ、スコアは2-1のままとなり、シュツットガルトにゴールを脅かされた。

 しかし、レオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)が追加点を挙げ直近2試合でのゴール数を3とすると、ヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)からパスを受けたレワンドフスキがペナルティーエリア内に走り込みながら相手GKをかわし、今季12点目をマークした。

 シュツットガルトは前半を優勢に進めバイエルンに手を焼かせたが、結局はリーグ戦4連敗を喫し入れ替え戦に進む16位を脱することができなかった。

 バイエルンのゴレツカは「バイエルンが2位から首位を追うというのは異常なことだが、われわれはこれからずっと進み続ける」「これからの試合に勝ち続けるつもりだ。どうなるか見てみよう」と話している。

 また、この試合の終盤には、米メジャーリーグサッカー(MLS)史上最高額となる1300万ドル(約14億円)でバイエルンに加入したカナダの新星アルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)が出場を果たし、ブンデスリーガデビューを飾った。(c)AFP