【1月26日 AFP】イタリア北部のアルプス(Alps)山脈上空で25日、ヘリコプターと軽飛行機が衝突する事故があり、これまでに7人が死亡した。

 同国の山岳救助隊はツイッター(Twitter)に、ヘリコプターと軽飛行機が仏国境に近いバッレダオスタ(Aosta Valley)自治州のルイトール(Rutor)氷河上空で衝突したと投稿。2機のヘリコプターが救助に向かったという。

 地元メディアは、衝突の後に2人が病院に搬送されたと報道。衝突はヘリが離陸した直後に発生したとみられるとし、飛行機については着陸しようとしていたかどうか分かっていないと伝えた。

 ヘリコプターにはドイツ人の山岳ガイド1人とヘリスキー客4人が乗っていたが、イタリア人操縦士を含め、搭乗者6人全員が死亡した。

 4人乗りの遊覧機には3人が搭乗。1人が死亡し、フランス人とスイス人の搭乗者は重傷を負ったという。(c)AFP