【12月31日 AFP】(更新)ロシア中部の工業都市マグニトゴルスク(Magnitogorsk)の住居ビルで31日、ガス爆発が発生し、少なくとも4人が死亡、数十人が行方不明となっている。

 マグニトゴルスクは、首都モスクワから東へ約1700キロ離れたウラル(Ural)山脈に位置している。大みそかの午前6時(日本時間同日午後8時)ごろに発生した爆発により、ビルの一角が崩落し、厳しい冷え込みの中で数百人が家を失った。

 当局によると、4人の死亡が確認され、子ども2人を含む5人が病院へ搬送されたが、最大40人が依然としてがれきの下敷きとなっている可能性があり、不明者には子ども7人が含まれる。現地の気温は氷点下23度まで下がる見込みだが、当局によると現場では夜通しの捜索活動が続けられる予定だ。

 ビルは1973年に建設され、約1100人が居住。住民らは近くの学校に避難した。(c)AFP