【12月30日 AFP】テニスのエキシビション大会、ムバダラ・ワールド・テニス選手権(Mubadala World Tennis Championship)は29日、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで決勝が行われ、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が4-6、7-5、7-5でケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)から逆転勝利を収めて優勝を飾った。

 昨年大会で優勝したアンダーソンを相手に5度目のマッチポイントで勝利を手にしたジョコビッチは、2011年からの3連覇に続く大会最多タイ4度目の優勝を飾り、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と肩を並べた。

 年明けの全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)で通算7度目の優勝を目指すジョコビッチは、「少し疲れた。シーズン開幕を間近に控えて2時間半もプレーするなんて思ってもみなかった」とコメントした。

 今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)と全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)を制しているジョコビッチは、31日に開幕するカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2019)にトップシードとして臨む。初戦では、ダミアー・ジュムホール(Damir Dzumhur、ボスニア・ヘルツェゴビナ)との対戦が予定されている。(c)AFP